勉強法

最強の単語帳DUO3.0を愛用して8年!使い方やオススメの人を解説!

こんにちは、エイです。

今日は、英単語帳として「DUO3.0」を使おうか迷っている人に向けて、DUO3.0を8年愛用している私が「使い方」や「オススメの人」を解説していきます。確かにDUO3.0は、私の人生で1番使った単語帳です。ただ、だからといって「誰にでもオススメできるわけではない」ということを知ってもらいたいと思います。何も知らずにネームバリューだけで購入したら、後悔するかもしれません。ぜひ、参考にしてください。

最強の英単語帳「DUO3.0」とは

まずDUO3.0を知らない人もいると思うので、簡単に紹介しておきます。DUO3.0は、日本で最も有名な英語の単語帳の1つです。具体的には、2569語の見出し語を含む、560本の英文を学習することで、圧倒的な語彙力を手に入れることができます。

DUO3.0のポイント

560本の英文に重複なし!

1つ目のポイントは、DUO3.0に収録されている560本の英文に「重複がない」ことです!どういうことかと言うと、英文内で一度使われた単語は、2度と英文に含まれません。もちろん”I”とか”You”とかは重複していますが、見出し語は重複していないのです。つまり、今まで重要単語は「1文につき1単語」だったものが凝縮され、560本の英文さえ覚えてしまえば、重要単語である2569語(派生語+関連語を含めると4783語)を効率よく覚えることができるのです。

リスニング力もアップ

2つ目のポイントは、リスニングも同時に鍛えられることです。DUO3.0をより効率的に勉強するために「復習用CD」があるので、DUO3.0を購入したら購入してリスニング対策も行いましょう。復習用CDを使うことで、1時間で560本文の英文をリスニングすることができます。しかも、先ほど説明した通り「重複がない」ので、重要な単語・熟語を短期間でリスニングすることができます。ネイティブスピードに比べると、若干遅い気がしますが、DUO3.0の復習用CD使っておれば「大学受験」と「TOEIC」で困ることはほぼ無くなります。

面白い!

3つ目のポイントは、面白いから飽きずに続けられることです。英語学習を続けて感じることですが、単語帳は1つに絞って、それを何度も繰り返すことが重要だと考えています。なぜなら、繰り返すことで記憶に定着するようになるからです(エビングハウスの忘却曲線)。しかし、多くの人が単語帳を次々変えています。それは「暗記する単語が足りない」という不安や同じ単語を覚える「飽き」を感じているからです。しかし、DUO3.0であれば、他の単語帳よりも飽きを感じることなく、学習を継続するための工夫があります。

例えばボブ(Bob)という登場人物がいるのですが、

彼はデートの日に残業を命じられたり、

(”Bob had intended to take her out tonight,but he had to work overtime”)

死にそうな位喉が乾いているのに、

(”Oh no! I’,m dying of thirst!”)

自動販売機が壊れて気を失ったり。

(”He fainted with hunger and fatigue,but came to after a while”)

少しおっちょこちょいなので、馬鹿にされたり、軽蔑されたり、発言を無視されたりすることもあります。

このように登場人物をイメージできたり、ストリーリーや情景を思い浮かべながら学習することで、記憶に定着しやすくなりますし、続けることができるのです。

DUO3.0をオススメしない人

基礎英文法を知らない人

DUO3.0は、単語と日本語を1対1で覚えるのではなく、フレーズで覚えていきます。英文の中に知らない単語があっても、見出し語として意味が書いてあるので、知らない単語があっても安心です。しかし、英文ですので「単語」だけでは理解できない「英文法」や「構文」が存在します。なので、基礎的な英文法さえ知らない人は「なぜそうなるのか(訳)」が理解できないので苦労すると思います。DUO3.0を使うのであれば、中高で習う基礎英文の知識があるか、もしくは平行して英文法を勉強するのをオススメします。

TOEIC用として購入する人

DUO3.0は、レベルで言うとTOEIC730点くらいまではカバーするくらいの語彙力・単語力を身に着けることができます。しかし、個人的にはTOEIC用の単語帳としてDUO3.0を購入するのはオススメしません。なぜならDUO3.0には、TOEICには出題されない単語が多く収録されているからです。せっかく覚えた単語も。出題されないのでは意味がありません。TOEICで高得点を目指すのであれば、頻出単語をまとめてある単語帳があるので、そちらがオススメです。

1冊やりきる覚悟がない人

DUO3.0は、この単語帳をやり切るぞ!という人にしかオススメできません。なぜなら、スステム英単語や他の単語帳のようにレベル分けされていないため、他の単語帳なら初級レベルに収録されていても、DUO3.0では最後の方に載っている可能性もあります。なので、DUO3.0をやり切る人にしかオススメできません。逆にDUO3.0をやり切ることで、単語・熟語、文法、英作文、リスニング、速読と英語のあらゆる分野の対策になり、総合的な英語力をつけることが可能です。

逆にこんな人にはオススメ

下記のようなレベルであれば、基本的にDUO3.0で対応できます。ちなみに、東大英語もDUOだけで対応できそうです!難関大学の外国語学科などを受験する場合は、さらにもう一冊対策しておいた方が良さそうです。

・大学入試(偏差値)58から65
・英検準1級
・TOEIC600点から780点
・TOEFL60点から90点

DUO3.0の使い方

ここからは、具体的なDUO3.0の使い方について解説していきます。DUO3.0の使い方は、基本的に3つあります。これらを完璧に使いこなすことができれば、一気に英語力が上がるのでぜひ試してみてください。

・和訳
・リスニング
・英作文

和訳

1つ目は、1番オーソドックスなDUO3.0の使い方です。560本の英文をひたすら、和訳していきます。最初は時間もかかりますし、大変です。ただ何度も繰り返しているうちに、見出し単語を確認せずとも英文を理解できるようになり、英文を理解するスピードも上がります。そうなればリーディングスピードも上がり、スラスラ読めるようになります。

わからない単語や文法はそのままにしない

もしかしたら英文を和訳している内に「わからない」単語や文法があるかもしれません。そうした時に、そのまま飛ばしてしまうのはオススメしません。わからないものをそのままにしても、いつまで経ってもできるようになりません。わからなければ「調べる」癖をつけましょう。

リスニング

最初の方でも言いましたが、DUO3.0とは別売りですが「復習用CD」を購入することでリスニング対策をすることができます。公式のオススメとしては、毎日2回(2時間)リスニングするように勧められています。ただこの2回というのは「BGM」感覚で問題ありません。毎日聞いていると、段々と英語の英語のスピードに慣れることができます。和訳と平行で行いながら「英語→日本語→理解」を「英語→理解」にできるまで繰り返してください。

オススメはシャドーイング

毎日2回聞くのに飽きてきたら、DUO3.0でシャドーイングすることをオススメします。シャドーイングをすることで、リスニングの「集中力」が上がりますし、英語を英語のまま理解する力が養われます。最初は英語が速くてついていけないこともありますが、繰り返すことで少しずつ英語の発音を覚え、ついていけるようになります。注意して欲しいのは、ただ、繰り返すだけにならないことです。英文の意味を理解しながら、聞くようにしてください。

英作文

DUO3.0の英文560本を覚えることができれば、そのまま英作文やライティングに生かすことができます。そのためにも、英語から日本語への変換がスムーズにできるようになったら、今度は日本語から英語に変換できるようにしてください。この時に大切なのは、完璧にすることです。英語→日本語の場合はニュアンスを掴めれば良いですが、日本語→英語の場合は、スペルや語順など細部にわたるまでチェックするようにしてください。

最初から完璧を求めない

例文を最初から完璧に覚えようとしても、必ず忘れてしまいます。これはエビングハウスの忘却曲線を参考にしてみてください。人間は時間の経過とともに忘れてしまうので「必ず復習する」ことを徹底しましょう。

最後に

いかがでしたか?今日は、最強の単語帳「Duo3.0」について紹介してきました。私は英文法もろくに理解しないままDUOを使って苦労しましたが、それでもDUO3.0の使いやすさ・用途の広さを実感しています。結果的にも英語力の向上に非常に役に立った1冊です。目的次第ではありますが、自信をもってオススメできる1冊なのは間違いありません。