大人になってから英語を学ぶのは無理？今から勉強するメリット5選！

こんにちは、エイです。

今日は、英語を学びたい・英語が話せるようになりたいと感じつつも「今からでは遅い」「無理だろうな」と若干諦めかけている人に向けて、語学習得と年齢の関係を科学的に考えていきたいと思います。その上で、大人になって英語を学ぶメリットも一緒に紹介していきます。

【結論】英語は何歳までに学べばいい？

英語を学ぼう！と考えた時に、1つ気になるのが「語学習得と年齢の関係性」ですよね。いくら自分が勉強意欲があっても、科学的に無理なのであれば努力しても無駄なのではないかと不安に思ってしまいます。いわゆる「臨界期」というやつです。この臨界期が日本では浸透しているため、語学の早期教育が必要と言われているのです。

臨界期とは

臨界期（Critical Period）について説明すると、1967年にエリック・レネバーグ（言語学者および神経学者）が提唱した「臨界期とよばれる年齢を過ぎると言語の習得が不可能になる」という説のことです。

簡単に言うと、ある年齢を過ぎると英語がネイティブのように習得できなくなる、つまり語学習得のタイムリミットのことです。確かにある年齢を超えると、言語能力の1部が習得されずらくなるという研究結果が出ている報告もあります。しかし、この臨界期が協調されすぎているのも事実です。

早期教育に騙されるな

教育熱心な親御さんであれば、臨界期前に語学を取得しなければいけないと思うかもしれません。特に幼児向けの英会話教室では、臨界期に触れ、早期教育の重要性を語ります。確かに早期教育にはメリットもありますが、臨界期について少し協調されすぎているように感じます。

臨界期は仮説

まず押さえて欲しいのが、臨界期説に関してはもともと「母国語の習得」に関して提唱された説だということです。そのため早期教育神話説は、母国語の習得に関する仮説を、外国語習得に対して絶対視をしているという点で2重に間違っているのです。

英語を学ぶのに早いも遅いもない

つまり結論から言うと、英語を学ぶのに早いも遅いもないのです。語学学習が早いから絶対に良い、大人になってからでは手遅れということは全くないのです。実際に研究者たちの間では、外国語習得に関する臨界期はないと実証されたケースもあります。これらのことから、英語教育の臨界期はあってないようなものとされています。

学習に関する間違った思い込みを捨てよう

残念なことですが、英語学習に関して日本ではまだまだ間違った思い込みをしている人が多いのが事実です。効率的な学習方法や理論が、心理学や脳科学・言語学などの分野で大きく変わりつつあるのに、最新の理論が浸透していないことが問題です。教える側が知らないのですから、教えられる側である人が知るはずもありませんが、せめて皆さんだけは間違った古い思い込みは捨てましょう。その1つ目が、臨界期説です。

大人になってから英語を勉強するメリット

大人になってからでも「英語学習に弊害になるようなことはない」は理解したけれど、大人になってから語学を習得するメリットってないの？ということを考えていきたいと思います。

まず1つ目は自分で考える

英語を学ぶ1つ目のメリットは、自分で考えてください。これは、あなたが英語を勉強する目的が当てはまると思います。就活を有利に進めたい・転職で年収アップ・海外で働きたい・海外の人と仲良くなりたいなど、英語を勉強する理由や目的があるはずです。英語を学んだ後に達成される目的こそが、1つ目のメリットです。

発想力と柔軟性のアップ

ピン・リー教授（ペンシルベニア州大学）の研究によれば、語学を習得することで、脳内ネットワークが活性化し、発想力と柔軟性がアップすることがわかっています。つまり、頭がよくなるということです。よく海外留学をした友人が、帰国後に「人生観が変わったわ！」というように第二言語に触れることで脳が活性化し、物事の見方が変わった結果といえるでしょう。

脳が変わる

外国語を学ぶことで、脳が変わるとも言えます。脳が活発化することで、満足度や幸福度が向上し、このような経験が新しいことへの挑戦意欲などを高めるのです。もちろん学習することによって脳の機能が高まるので、仕事や生活のあらゆる面でメリットを生むでしょう。もし仕事で成功したい・性格を変えたいと願うのであれば、自己啓発本やセミナーよりも英語を学んだ方が何倍も良いでしょう。

年齢が高い方がメリットが大きい

怠れば老いる、学べば戻る

人間の脳は、新しいことを学べば学ぶほど、それに適した形へと変化していきます。一方で、学ぶことをやめれば、脳は老いていくばかりです。しかし面白いのが「一旦衰えた脳も、また新しいことを学ぼうとすれば戻る」のです。

老いを感じるのは一時的なもの

そのため、記憶力や学ぶ力が落ちたと感じるのは、一時的なものなのです。年齢が高くなり同世代がリタイアし、柔軟性や発想力が無くなっていく中で、脳を成長させ続けることができるのですから、語学習得するメリットは十分感じられるのでしょう。

大人になってから勉強するなら

やる気は必要

大人になって英語を習得するなら、やる気が必要です。おそらく仕事や家事などで忙しい人がほとんどでしょうから、その生活の中で勉強しなければいけません。朝に少し早起きして勉強する・仕事終わりに勉強するなど、今まで以上に忙しくなることは間違いないでしょう。そんな時にやる気が無くモチベーションが低ければ「明日でいいや」とサボってしまい、いつまでも語学習得は難しいでしょう。だからこそ、やる気を事前に準備しておく必要があります。

勉強時間の確保

仕事や家事がいくら忙しくとも、勉強しなければ英語ができるようにはなりません。そのために、しっかりと1日の中で勉強時間を確保してください。しかし、忙しくて中々勉強時間を確保できない人も中にはいると思います。そうした人にオススメなのが、隙間時間を活用した勉強法です。

忙しい人は隙間時間を活用する

忙しくて中々勉強時間を確保できないなら、隙間時間を有効活用することをオススメします。私たちの生活の中には、意識しないと何気なく過ごしてしまう時間が無数にあります。例えば電車の中、次の駅までの「たった5分」に5単語覚える。これだけでやる人とやらない人の実力に差が出ます。

カリスマ講師として有名な関先生も隙間時間の活用を推奨していて「隙間時間を活用することで1日1時間プラスに勉強することができる」と言っています。

実際に私もTOEICの勉強をしていた時に、仕事が忙しすぎて家に帰って勉強する時間が無かったので、とにかく通勤電車の中だけは勉強するように心がけていたら、いつの間にか800点を超えるようになりました。

独学はやめよう

個人的には、独学で英語を勉強しようとするのはオススメしません。なぜなら、独学だと自分で考えることが多すぎて、かえって学習効率用が落ちてしまうからです。私も独学で英語を勉強してきましたが、今振り返ってみると「誰かに教えてもらうべきだった」という結論に至っています。

独学をオススメしない理由

なぜ独学をオススメしないかと言うと、1番は時間がかかるからです。独学で勉強した場合、単語の暗記・リスニングの強化など勉強も当然必要ですが、それ以上に正しい勉強方法や参考書の内容理解、カリキュラムなど、勉強以上に考えることが多く、学習効率が悪くなります。

独学だと考えることが多すぎる

独学では「この方法であっているのか」「成長しているのか」「理解した内容で間違っていないだろうか」など考えることが多すぎるので、勉強効率はめちゃめちゃ下がります。その結果、自身の成長を感じられず「年齢的に無理だ」と考え諦めてしまう人も少なくありません。だからこそ、プロの講師に教えてもらうことで、効率よく勉強でき、なおかつ英語を話すという感覚を磨くのが必要です。

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最後に

いかがでしたか？今日は、英語学習と年齢の関係性について考えてきました。結論としては、外国語習得に年齢は関係ありません。大切なのは、どう勉強するかです。もちろん参考書で勉強するのが悪いわけではありません。しかし、あなたの目標は英語ができるようにすることです。そうした時に、1番効率用良いのはどうするべきかをしっかりと考えるべきです。