子ども・おうち英語

子どもの英語力向上にフラッシュカードは必要?おうち英語で語彙力アップ

こんにちは、エイです。

今日は、子どもの英語力向上のために「フラッシュカード」を実践しようとしている親御さんに向けて、そもそもの「フラッシュカードとは?」というところから「本当に必要なの」まで考えていきたいと思います。これからの時代を考えると、ぜひとも子どもに語学力をつけて欲しいところですが、何となく始めるのは逆効果です。しっかりと理解したうえで、実践していきましょう。

フラッシュカードとは?

フラッシュカード(flash card)とは、目の前に合わられたカードをテンポよくめくり、子どもの語彙力を鍛える学習法として知られています。おうち英語でも簡単に実践できるため、子ども英語の鉄板ともいえる勉強法です。ちなみにフラッシュには「瞬く」という意味があり、テンポよくカードをめくることで「瞬いて」見えることから由来しています。

フラッシュカードが広まった背景

日本でフラッシュカードが広まった背景には、映像記憶の研究があります。映像記憶とは、(写真記憶、直観像記憶ともいう)とは、見たものを写真のように鮮明に覚えることができる能力です。 幼少期に見られ、通常は思春期以前に消失する能力と考えられていますが、成人後も「映像記憶」の能力を持っている人もいます。その幼児期の脳に備わっている「映像記憶」の能力を早期教育にも活かそうと広まったのが、フラッシュカードなのです。

フラッシュカードで英語教育をするメリット

子どもたちが集中する

フラッシュカードは、テンポよく(1秒くらい)カードをめくっていき、それに答えていくという学習方法です。カードが1秒くらいの短い間しかでないので、そのくらいの短期集中であれば、子どもでも集中力を保つことができます。兄弟や友達とフラッシュカードを実践することで、勉強ではなくアクティビティにもなります。

大量のインプット

私たちが、フラッシュカード実践する1番の理由は「大量のインプット」ではないでしょうか。短期間で大量の情報(花や動物など)にふれることで、子どもたちはどんどん吸収していきます。英語力上達のためには、語彙力を増やすのは大前提ですから、大量のインプットを行えるフラッシュカードはメリットでしょう。

おうち英語が簡単

フラッシュカードは、市販のフラッシュカード教材を買って、瞬時にめくっていくだけですし、英語の発音に自信がなくてもCDを使ってしまえば問題ありません。このようにフラッシュカードは、おうちで・簡単に・親の英語力関係なくできるので、人気の学習方法でもあります。簡単にできるのは、重要です。ちなみに簡単=効果が薄いではありません。

個人的にはフラッシュカードはオススメしない

ここまで、フラッシュカードによるいくつかのメリットを紹介しましたが、個人的にはフラッシュカードで語彙力をアップさせるやり方は、あまりオススメしていません。いくつかの理由があるので、それぞれ考えていきましょう。

受け身学習

フラッシュカードは、受け身の学習にも関わらず「機械的に英単語を反復させ、脳に刷り込ませていく」ような勉強法です。そのため、子どもの自主性が失われる、思考力が落ちる、無表情になる、などの弊害もフラッシュカードを実践された親御さんから報告を受けています。実際に自分の名前も知らないのに「虫の名前を連呼している」という一見ホラーなできごとまであるそうです。

詳しい研究がされていない

1990年ごろからフラッシュカードを使った学習は開始されているらしいが、実際詳しい研究が出ているわけではありません。個人的にも、いくつか論文を読んでみました。「単語の読みと記憶への定着率のアップ」や「リストよりも効果が高い」などの結果も出ていましたが、絶対にフラッシュカードをやるべきかという結論には至りませんでした。

悪影響があるともいわれている

フラッシュカードの脳機能への影響は、反応抑制や自己制御やTOMという脳機能に有意に関係することが分かったがマイナスに影響していることがこの結果からわかります。ちなみにTOM(The Theory of Mind Development Screenig Test)とは、幼児・児童が人(他者)の意図・思考など、「心の動き」をどのくらい理解できるかを見るために新しく開発されたテストのことです。

<参照元:フラッシュカードは有害か?

ピクチャーディクショナリー

フラッシュカードを全否定するわけではありませんが、デメリットがあるかもしれない!と不安に思いながら勉強するのであれば「ピクチャーディクショナリー」がオススメです。ピクチャーディクショナリーは、様々な英語教育の第一人者から推奨されている勉強法で、1枚の絵に様々な事象(単語)のイラストとスペルがあり、単語を状況(イラスト)で覚えられ、なおかつ単語同士のつながりを知れるので、子どもに無理なく語彙力をアップすることができます。詳しくは、下記リンクを参考にしてください。

>>ピクチャーディクショナリーとは?子どもが楽しく英語を覚える学習法!

単語カードではダメなのか

私たちが英単語・語彙力を上げるとしたら、単語カードや単語帳が王道ですよね。確かに受験勉強のためだけの英語であれば良いですが、子どもには少し早い気がしますし、非効率でもあります。単語カードでは、スペルと意味は知れますが、状況が抜け落ちてしまいます。例えば単語カードで”dog”を覚えた場合は「犬」としかわかりませんが、子どもが犬を知らなかったら、ただの文字になってしまいます。子どもにとっての犬とは「モフモフ」「あったかい」「家族」といったものかもしれません。つまり、子どもは状況と音で学んでいくので、単語カードでは不十分なのです。

・I don’t get it (言ってることがよくわからないよ)
・I will get there soon(もうすぐ到着するよ)
・I will get it done(こっちで済ませるよ)

例えば”get”を例に出して考えてみると、日本の学校では「手に入れる」という意味で教わることが多いですが、実際は上記のように様々な使い方があります。このように単語カードでは、日本語と英語が一対一で覚えることになってしまうので、とても限定的な覚え方になってしまうのです。

最後に

いかたでしたか?今日は、フラッシュカードについて考えてみました。フラッシュカードは、効果があるという反面、デメリットもあるような報告も受けています。このように一般的に知られている勉強法でも、現代では脳科学・心理学などの分野で発展しているため、間違った方法と認識されている場合もあります。ただ教育現場にいる方々まで、知られていない可能性もあるのが難しいところです。このサイトでは「子どもの英語教育」に必要な情報を発信しているので、ぜひ参考にしてください。

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