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英語が話せる日本人の割合は2割!いつまでも英語が話せない3つの理由

こんにちは、エイです。

日本で英語が話せる人ってどのくらいの割合なんだろう?

英語の学習をしている人なら、1度はネイティブのように流暢に英語を話してみたいと思ったことがあるはずです。ドラマとかで芸能人の方が話しているのを見て「いつか自分もあんな風に」と今も勉強を頑張っているかもしれませんね。

今日は、日本人の英語力や英語話者数の割合などについて紹介していきます。また、なぜに日本人は英語が話せないのか?などの理由も考えていきます。

ぜひ、参考にしてください。

【結論】日本人は英語が話せない

MasashiWakui / Pixabay

で、結論から話すと日本人で英語が話せる人はほとんどいない。

おそらく2割いないと思います。そして、申し訳ないのが根拠となるデータがない。文部科学省のデータとか探してみたけど無さそうでした。

英語が話せる・話せないは個人の主観で決まることなので、正確なデータが載っているものは無さそうです。日本国民全員にスピーキングのテストを受験させない限り難しいでしょう。

ただ日本人のスピーキング力の無さを示す根拠の1つとして「TOEFL」を見てみたいと思う。

TOEFL® テスト(Test of English as a Foreign Language)は、1964年に英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されました。大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。

<参照元:ETS公式サイト>

日本人はアジアで1番英語が話せない

TOEFLスピーキングテストのスコアでは、日本はアジアで最下位の30位となっている。もちろんスピーキングのみに絞った場合であるが、総合スコアでもアジア30ヵ国中27位である。

「日本人は英語が話せない」というイメージは何となく持っていたかもしれないが、リーディングやライティング、リスニングなどの能力も他のアジアの国と比べて劣っているのである。

<参照元:Test and Score Data Summary for the TOEFL iBT® Tests

日本人が英語を話せない理由3つ

TOEFLの結果を見て、衝撃を受けた日本人も多いと思う。私自身そうだが、日本人は英語は話せないけど「書く」「読む」「聞く」力はトップクラスだと考えていた。

だからこそ疑問でもある。なんで日本人は英語が話せないのか?

その理由はいくつかあるが、特に大きいと考えられている理由をまとめていく。

・学問としての英語
・TOEIC(R)の存在
・英語を話せる人がいない

学問としての英語

日本では中学から本格的に英語の授業が始まる。塾などで事前に予習を済ませてる子どもも多いが、横並びで一斉にスタートするのはこの時期だ。

そしてBe動詞、過去形、進行形、比較、関係詞など私たちも習ったように知識をつけていく。でもほとんどの子供たちは「なんで英語を学んでいるか」を知らない。

・テストで良い点を取るため
・偏差値の高い高校に進学するため

このような回答も間違いではない。しかし、はっきり言っておくと「英語はツール(道具)」でしかない。私たちが英語を学ぶ理由は、英語を使って何かをするためにある。

しかし、今の日本では良い点数を取るために英語を学ぶ。高校受験、大学受験では英語の科目があるので勉強することはとても良いことである。しかし、結局実戦で使える英語は受験では身につかない。

あの東大生ですらまともに英語を話せる人はすくない。そう考えると、いかに日本の教育制度が「日本人に英語を話せなくしている」かがよくわかる。

TOEIC(R)の存在

TOEICとは、国際コミュニケーション英語能力テスト。で非ネイティブの英語コミュニケーション力を測るための試験です。

TOEICは日本でとてもメジャーな英語のテストで、多くの大学生や社会人が高スコアを取ろうと奮闘している。それ自体は良いと思うが「TOEIC=英語力」というイメージが日本社会に浸透しているのは危険だと思う。

テストの質とかの話をしているのではなく、TOEICを受けている多くが「L&R」の試験を受験している。つまり、「聞く」「読む」ことを試されるわけだが「話す」「書く」の試験はないのである。

個人的には「聞く」「読む」「話す」「書く」、これら4つの能力を総合的に判断して英語力だと思うので、TOEICだけ受けてスコアが高ければ「英語ができる」みたいな風潮は間違っていると思う。

しかしTOEICを勉強して高得点を取得することで「就活で有利」になったり、「転職」で有利になるのだから、大学生や社会人が血眼になってTOEICを勉強するのもわかる気がする。

ちなみに、なぜ英語が話せないのにTOEICが英語力と判断されるかというと、そもそも日本人は「英語を話すために英語を勉強しているのではない」ため、試験で高得点さえ取れれば実戦で使えなくてもよい、という場合が多いのである。

そもそも日本人は新卒至上主義なので、即戦力を求めていない風潮も関係しているかもしれない。

英語を話せる人がいない

そもそも、英語が話せる人がいないのも問題である。学校の英語教師でさえ、英語を話せない人がほとんどだ。英語教師の英語力については、こちらの英語を話せない英語教師は失格?日本の現状を調べてみたを参考にしてください。

英語を知らない人が、英語を教えられないように、英語の先生でさえ英語を話せないのだから学生が英語が話せるようになるはずがない。

日本人の考え方として「テストで良い点を取る」のが第一優先となるため、実践で使える英語は二の次である。だからというわけではないが「I wish I were a bird(私が鳥だったらなぁ)」なんて仮定法を使ったことがない。

このように日本の教育目的が「英語を話すこと」に焦点をおいていないため、いつまでも日本人は英語を話すことができない。

最後に

いかがでしたか?

今日は日本人はどのくらいの人が英語を話せるのか?その割合を調べましたが、正確なデータは見つかりませんでした。ただ日本人のほとんどは英語を話すことはできません。

それは、様々な理由がありますが「英語を話すこと」を目的としていないからです。もし、TOEICなどではなく、実践で使える英語を学ぶのであれば、やはり英会話スクールやオンライン英会話を検討してみるとよいかもしれません。

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