子ども・おうち英語

こんなおうち英語は挫折する!子どもが英語学習に飽きない為の6つのコツ

こんにちは、エイです。

今日は、おうち英語を行っている親御さんに向けて、子どもが英語学習に挫折しないために飽きない為のポイントをいくつか紹介していきます。あなたがしていることが、もしかしたら子どもの挫折や飽きに繋がっているかもしれません。これからは英語力が必要とされる年代の子供たちだからこそ、おうち英語が重要です。ぜひ、参考にしてください。

おうち英語は意外と大変

おうち英語を実践している親御さんであれば、常々「おうち英語は大変」と感じるでしょう。人に何かを教えること自体難しいのですから、それが第二外国語である英語を教えるとなれば、想像以上のはずです。親御さんの英語力があるならまだしも、そうでないのであれば「これで良いのかな?」と勉強法や教材選びにも迷ってしまうことも多いでしょう。ただ大変だからといって、おうち英語をやめてしまったら、その後はもっと大変です。

英語教育の義務教育化

2020年から小学5・6年生を対象に「英語」が正式な教科となります。地域によっては、既に2018年から試験的に導入されています。今では週に1回の外国語活動という名称で英語を学んでいますが、これからは週に2コマ以上「英語の授業」があり、国語や算数と同じように「通知表に成績がつく」ことになります。英語が教科として扱われる以上、中学受験にも英語は必要となると考えられます。またもう少しすれば、小学生入学とともに英語を学ぶことになるでしょう。そう考えると、やはり小さいうちに学んでおく、おうち英語が重要となってくるのです。

大学受験が変わる

さらにもう1つ言うと、2002年4月以降に生まれた子は、大学入試センター試験ではなく「大学入試共通テスト」を受けることになります。何が違うかというと、特に英語が変わります。今までの英語のテストでは「聞く」「読む」の2技能試験でしたが、これからはこれら2つに加えて「話す」「書く」をプラスした4技能の試験に変更になります。国立大学の受験には、4技能の試験が必須となるのは確実のようです。このように、もはや私たちの時代とはゴールが変わったのですから、いわば受験エリートではなく「本物の英語力」を育てていかなえれば生き残れないのは明確です。

受験エリートではなく本物の英語力を

これは英語教育の問題でもありますが、日常では使わない単語やパズルのような文法問題などを覚えることが重要だとされているため、いざ実践的な場に出されると、ほどんどの日本人は英語を話すことができません。なぜなら、本当の英語力を鍛えていないからです。しかし、これから英語教育が変わり、受験が変わり、求められる英語力が変わります。いきなり、ゴールが変わる子どもたちは困惑するでしょう。だからこそ、今のうちから英語を学んでおく必要があるのです。

こんなおうち英語は挫折する

英語イコール勉強

ついつい「英語のお勉強しよう」と言っていませんか。子どもの英語は、私たちのように英語は勉強という位置づけにするのではなく、遊びの場の延長と考えるのが良いでしょう。大切なのは、子どもが英語を自然に学び、親しみを持つことです。勉強させようとすれば、英語が嫌いになってしまうかもしれません。それは、最悪のパターンです。

同じことを繰り返す

語学習得のためには、継続が必要なことは研究者たちの間でも常に言われていることです。ただ、だからといって同じことを繰り返していては、こどもは飽きてしまいます。英語は音から学ぶのがベストですが、物心ついた子どもに「英語を聞かせるだけ」では当然嫌になって挫折してしまうでしょう。だからこそ、映像で学んだり、体を動かしたり、オンライン英会話を始めたりする必要があるのです。年齢によって、英語学習の適切なアプローチは変わります。同じことを繰り返しては、子どもは飽きてしまいます。必然的に、同じことの繰り返しになりがちなおうち英語は、飽きさせない努力が必要です。

親の英語力

親の英語力も、子ども成長に大きく影響します。英語ができないの親御さんは心配してしまうかもしれませんが、どちらかというと「英語ができる親」の子の方が伸び悩む可能性が高いです。なぜかというと、今まで自分が学んできたやり方をおうち英語に持ち込んでしまうことが多いからです。単語を覚える・文法から学ぶなど「今まで私たちが学んだ方法」は、心理学や脳科学が発展した今では間違っている可能性も高いのです。そうした過去の学び方をおうち英語でも実践すると、伸び悩むこともあるので気をつけましょう。

>>子どもの英語教育は間違いだらけ?こんな方法や勉強法は必ず失敗する

子どもが英語学習に飽きない為に

好きを優先する

子どもの好きなももへの没頭は、凄まじい力を持っています。おうち英語でも、その力を利用しない手はありません。昆虫が好きな子なら、英語で書かれた昆虫の図鑑を利用したり、好きなもので英語を勉強します。ディズニーが好きな子であれば、ディズニー英語システムなども、歌や映像で英語を学べるのでオススメです。

しっかり褒める

子どもをしっかりと褒めてあげましょう。子どもの学習モチベーションを維持するためには、自己決定権理論(self-determination theory)が重要です。この理論で重要なのは、下記の3つの要素です。

・自分はできるという実感があるか
・自分の学習に意思決定はあるか
・学習環境との関係が適切か

つまり、子ども自身が「自分で英語力を高めていける」「自分は英語ができる」という自己肯定感が大切です。そのためにも、しっかりと褒めるということを意識してみてください。

一緒に学ぶ

子どもに英語を学べる環境を整えることは、とても素晴らしいことです。しかし、それだけでなく、一緒に英語を学ぶ姿勢を見せてあげましょう。親子でフォニックスの練習をしてみたり、一緒に歌を歌ってみたり、子どもは親の学ぶ姿をしっかりと見ています。実際にひとりで勉強するようりも、社会的なつながりの中で一緒に学ぶ人がいた方が効果が高いことがわかっています。ぜひ、一緒に学んでみてくただい。

最後に

いかたでしたか?今日は、おうち英語を挫折してしまう理由と継続のポイントについて考えました。どうしても親目線になると「英語の勉強をしてほしい」となってしまいがちです。しかし大切なのは、子ども自然に英語を学べる環境をつくることだけです。これからは、より英語力が必要となりますから、英語は親から子に渡せる最初で最高のプレゼントといえるでしょう。

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