こんにちは、エイです。
英語の義務教育っていつから始まるんだろう?と気になる人も多いと思います。
10年くらい前だと、日本ではそこまでグロバリーゼーションについて言われませんでした。しかし、今日本人の英語力が問題となり、国内でも英語力向上に向けて動いています。
その1つが英語の義務教育です。
私が学生だったら頃は英語は中学生からでしたが、今では小学生まで英語旧幾が浸透しています。
そこで、今日は英語教育の義務化について考えていきたいと思います。小学生のお父さん・お母さんは是非参考にしてください。
2020年から英語の義務教育が変わる
2020年の英語教育義務化完全実施に向けて、英語教育の体制が変わっています。
文部科学省は、これからの日本の子ども達が世界で活躍できるように、英語の教育を変えています。
2008年には少しずつ小学校でも英語教育がされ始め、2011年には小学5年生と6年生で英語科目の必修化が義務づけられました。2013年には「高校の授業は基本的に英語で行う」など、学習指導要領を変えています。
そして、2018年には英語教育義務化が前倒しされ、小学3・4年生で英語が必修化され、5・6年生は英語が教科化されています。
また、楽天やユニクロが英語を社内公用語化をはじめ、企業における英語への関心・ニーズも高まっています。このように今後も、TPPや2020年の東京オリンピックなど、日本における英語の重要度はますます高まっていくことが予想されます。
では、具体的に2020年から英語の義務教育はどのように変わるのかを書いていきます。
英語科目の教科化
今までの小学校における英語の授業は、
・英語を楽しむ
・英語に慣れる
ということを前提に行われてきました。もちろん、これらを意識しつつ進められると思いますが、これからは「英語は科目」として扱われます。
つまり、成績がつけられます。
今までは英語は「必修科目」でしたので、授業内容やテキストは各小学校の教員が選択していました。しかし、英語が教科になるということは、決められた検定教科書を使用し、テストが行われ、通知表に成績がつけられるということです。
この通知表に成績が付くということは、生徒や親だけでなく、教育者である先生。そして塾などに大きなインパクトを与えることになるでしょう。
中学受験の激化
小学生からの英語の教科化によって、1番大きく変わるのが中学受験だと思います。特に私立中や中高一貫の学校は、既に大学受験を意識した教育が行われます。そのため、6年後の大学受験で必要とされる英語が得意な生徒を入学させたいというのが本音です。
英語が科目になるということは、全ての小学校で成績がつけられるということです。国語・算数と同じように受験科目になりますし、他の生徒も同じように英語教育に力を入れるので、対策をしなければ中学受験では失敗するでしょう。
英語の授業は英語で
小学生で英語の授業が科目化するわけですから、当然中学校に上がれば私立中学・効率中学に関係なく英語の授業がレベルアップします。
その1つが英語の授業は「英語で行われる」ということです。
小学校では最低限の英語力(500単語から700単語)を学び、中学校ではより高度なレベルで行われます。つまり、オールイングリッシュです。
日本の英語教育は「聞く」「書く」「読む」が評価されてきましたが、これからはこれら3つのスキルに加えて「話す」力を育てるためにもスピーキングテストも導入されます。
オールイングリッシュについて「うちの子大丈夫かな?」と不安になっているのは親御さんだけではなく、英語を教える教育者にも言えることです。
だからこそ、できるだけ早い段階で英語に触れ、慣れていくことが大切です。
ちなみに高校の授業では
ちなみに、高校の授業ではより高度なスキルを身につけるものとなっています。例えば交渉力をつけるために、英語でディスカッションを行う授業が組み込まれることになります。
これからの英語は単なる科目としてではなく、あくまでもコミュニケーションツールとして、より実践的なものとなるでしょう。
最近発表されましたが、大学受験では今までリーディング80%・リスニング20%だった問題比率が、リーディング50%・リスニング50%に変更になりました。このようにより実践的な英語のテストになることが予想されるので、今のうちに対策しておくのがベストです。
子どもをもつ私たち親がすべきことは?
小学生の英語教育の早期化は、私ち親にとっても大きなインパクトがあるでしょう。そして、子どもにももちろん影響があります。これから日本にいても、英語力は必ず必要になります。それに教科が増えるということは、それだけ1教科に当てられる時間も限られてくることです。
つまり、これからはより効率的にわかりやすく学習を進めることが必要なのです。
特に大切なのが「誰に教わるか」ということです。小学校で習うくらいの英語であれば我々にも教えられるかもしれません。ですが、単純に英単語を覚えさせればいいわけではありませんよね。
・なぜ英語が必要なのか
・楽しく英語を教えられるのか
・効率的に教えられるのか
ということを意識しなければいけません。そうした時に、教育者ではカバーしきれない部分があります。だからこそ、専門のプロに教育を任せるという選択肢を持っていると便利です。
子ども達の将来に関わるからこそ、しっかりと早期から対策しておくのが大切なのです。