子ども・おうち英語

小学生から始めるおうち英語!学校では教わらない気を付けるポイント!

こんにちは、エイです。

今日は、小学生からおうち英語を始めようとしている親御さんに向けて、子どもに英語を学ばせる上で気を付けてほしいポイントを考えていきます。私たちの時代とは違い、これからは英語ができなければいかない時代です。だからこそ、早めから英語に増える機会を作る「おうち英語」の重要性がどんどん増えています。ぜひ、参考にしてください。

おうち英語が重要な背景

近年グローバル化が進み、日本でも英語の重要性がどんどん高まってします。その中で、今のうちから英語を学ばなければいけない理由が2つあります。それが、英語の教科化と大学入試の変革です。この2つの変更によって、今度の英語教育は大きく変わります。だからこそ、学校だけでなく自宅での語学学習が重要な意味を持ちます。

英語の教科化

現在、小学生の子どもがいる親御さんや小学生になる子どもがいる親御さんであれば、既にご存知かもしれませんが、2020年から英語が教科に加わります。この変更により、今まで「外国語活動」だった英語がテストが行われるようになり、国語や数学のように通知表に成績が付くようになるのです。成績が付くようになれば、中学受験にも影響することが考えられます。そして、恐らく小学生低学年から英語の授業が取り入れられることは間違いないでしょう。

2002年4月以降生まれの全ての子どもに影響する

我が子は中学受験しないから、関係ないと思わないでください。この英語教育の変更は、2002年4月以降に生まれた子ども全員に関係します。何に影響するかと言うと、大学受験です。今は「大学入試センター試験」ですが、これからは「大学入学共通テスト」に変更されます。何が違うかというと、今までの読む・聞くにプラスして「書く」「話す」の4技能を図る試験に移行することとなっています。特に国立大学では、4技能の受験が必須になる見込みです。

これからは本物の英語力

大学受験が変更されたことによって、もはや今までのゴールがゴールでなくなりました。当然、目的地が変われば学ぶことも変わります。これからは今までのように「読む」「書く」だけでなく、より実践的な本物の英語力が必要とされるのです。でも、小学校の授業ももっと実践的なものに変わるでしょ?と思うかもしれませんが、そんなに期待しない方が良いでしょう。

小学校での英語教育

英語の教員免許を持った小学校教員は、全体の5%と言われています。置き換えれば、全国のドライバーのうち免許を持っている人は、全体の5%と考えれば、英語教育の問題点が見えてくるはずです。そのため、多くの家庭で英語教育が始まり、学校で習えばいいと思っていると、いつの間に出遅れてしまうことがこれから起きるのです。だからこそ、今のうちからおうち英語を始めることが重要になるのです。

おうち英語で気を付けること

英語は勉強ではない

私たちは、子どもに「英語で良い成績を取ってほしい」と思うため、英語の勉強をさせようとしてしまいがちです。しかし私たちにできることは、子どもが英語を学べる環境を整えることだけです。英語学習で大切なのは、子どもが英語に親しみを持ち、自然に英語を学んでいくことです。英語イコール勉強という概念を押し付けて、子どもが英語を嫌いになってしまっては元も子もありません。

かつての学びを押し付けない

先ほども言いましたが、もはやゴールが変わった以上、今まで私たちが学んできた方法は通用しません。かつて英語が得意だった親ほど、英文法から学んだり、単語カードを使ったりしてしまいます。近年では、心理学や脳科学の分野で大きく発展し、私たちの方法が過去のものになっているのは珍しい話ではありません。ですが残念なことに、多くの教育関係者に最新の学び方が伝わっていないこともあるので、注意が必要です。

子どもの好きを優先する

子どもの好きを優先するということは、なにもゲームやテレビばかり見せろ!ということではありません。子どもの好きを利用する、ということに近いかもしれません。もしかしたら、皆さんのお子さんも時々物凄い集中力も見せることはありませんか。おそらくそれは、子どもの好きなことのはずです。動物が好きな子もいれば、スポーツが好きな子もいると思います。その好きなものに対する集中力も利用して、本を読んだり、テレビを見たりすれば、子どもが集中しておうち英語に臨んでくれるはずです。大切なのは、英語を学ぶのではなく「英語で学ぶ」ことです。

今からできるおうち英語

英語は音から学ぼう

英語は、文字ではなく音から学ぶのがベストです。これは、私たちが日本語を覚える過程を思い出してみると理解しやすいです。私たちは、文法や単語から日本語を学んだのではなく、親や周りの人の日本語を聞き、真似するように日本語を覚えたのです。つまり、英語だからといって、日本語と学ぶ方法を変える必要はありません。

フォニックスをしよう

フォニックスとは、英語のスペルと発音の規則性を学び、正しい発音の仕方とスペルの読み方を学ぶ教育法の1つです。ネイティブでさえ、フォニックスの練習をするくらいですから、フォニックスの教材は意外と充実しています。ただ自分が先生となり子どもにフォニックスを教える場合は、一度自分で試してみると良いでしょう。フォニックスを学ぶことで、今後の英語学習の効率を高めてくれます。

正しい音声を聞き、学習者もその音をできるだけ真似するように発音してください。ただ気を付けて欲しいのが、聞き流すだけでは意味がありません。必ず聞こえた音を発音することを、心がけるようにしましょう。親子でやるのがお勧めです。

ピクチャーディクショナリーで単語を覚える

語彙力を高めるために、単語カードをする人もいるかもしれませんが、個人的にはピクチャーディクショナリーがおすすです。単語カードでは、1つ1つの単語同士につながりはなく、英単語を覚えるのに効率が悪いです。一方でピクチャーディクショナリーであれば、単語同士のつながりやイラストで覚えられるので、オススメです。ピクチャーディクショナリーに関しては、下のURLを参考にしてください。

>>ピクチャーディクショナリーとは?子どもが楽しく英語を覚える学習法!

オンライン英会話を始めてみる

おうち英会話も重要ですが、英語を話す機会をつくることも大切です。やはり英語を話せるようになるためには、英語を話す練習が必要だからです。そこでオススメなのが、オンライン英会話スクールです。従来の英会話教室と違い、低価格でネイティブとマンツーマンレッスンを受けることができます。生徒が多いとそれだけ発言する機会が限られるので、圧倒的に話す機会があるオンライン英会話が良いでしょう。無料でレッスンを体験できるところをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

>>【無料】子ども向けオンライン英会話スクール!オススメ6選!

最後に

いかたでしたか?今日は、小学生でもできるおうち英語について、考えてみました。やることはシンプルですが「英文法から始める」「単語カードを使う」といった、私たちの正解が不正解になることはよくあります。これから英語が必要になっていく子供たちに、我々ができることは「勉強させること」ではなく、大切なのは学ぶ環境を整えてあげることです。